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[ 私の古書ら . . . ]  [ Mes bouquins refermés . . . ]


       [ 私の古書ら . . . ]
             
私の古書ら、パフォスの名詞で閉じられる、
それは私を楽しませる、唯一のひらめきで
ひとつの廃墟を選んで、これはヒヤシンス色の下で
千の泡に祝福され、遠くの、勝利の日々のもの。

走るのか冷気が、大鎌の刻々の沈黙を伴って、
私は空虚な弔歌をそこで梟のように鳴きはしまい、
たとえ地面すれすれのこの非常に白い飛び跳ねが
すべての景色に対して偽りの風景からの名誉を拒否しようとも。

私の飢えは、どんな果実もここでは食べないが、
それらの博学の欠如のなかに等しい風味を見いだす。
何と輝いていることか、人間のよい香りの肉体が!

ある大蛇の上の足、そこで私たちの愛が火をかき立てている、
私は長く考える、おそらく狂ったように、
もうひとつの果実を、古代アマゾネスの焼かれた乳房を。


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[ 玄武岩で溶岩の . . . ] [ A la nue accablante tu . . . ]

      [ 玄武岩で溶岩の . . . ]
             
玄武岩で溶岩の暗礁と
対するのは雲
重くたれこめ囚われのエコーに直接沈黙している
効果のない警笛を用いて

墓場に似たどのような難船が(君は知っている、
泡は、全くそこによだれを垂らしている)
漂流物のなかの至高のひとつである
むき出しになったマストを消し去ったのか

あるいは何らかの高度な喪失による
荒れ狂った過失であるのか
むなしく広げるすべての深淵は

非常に白いそして無理やり連れていくその髪の毛のなかで
セイレーンの子供の脇腹を
強欲にも溺れさせるであろう


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[ 君の物語に私が入り込むのは . . . ]  [ M'introduire dans ton histoire . . . ]


   [ 君の物語に私が入り込むのは . . . ]
             
君の物語に私が入り込むのは
怯える主人公になること
彼が領地のある芝生を
その裸の踵から触れたので

私が知らないのは侵害する
氷河での無邪気な罪
それは私が高らかにその勝利を
笑うのを妨げないものだろう

言って私が嬉しくないかどうかを
雷鳴とルビーがハブにあり
空中にこの火が穴をあけるのを見ていて

散らばる王国とともに
私の二輪戦車の唯一の夕暮れの
車輪が赤紫色に死ぬように


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[ どんな絹織物が . . . ] [ Quelle soie aux baumes de temps . . . ]


      [ どんな絹織物が . . . ]

どんな絹織物が、時の芳香をもち
そこにキマイラが疲労困憊になっていても
曲がりくねり自然な雲の価値があるというのか、
それを、君の鏡の外に、君は広げる!

旗々の沈思する穴々は
私たちの大通りで高揚しているが、
私といえば、君の裸の髪がある、
満足する両目を埋めるための。

いや、口はそれが噛むことでは
味わえなく確かでないだろう、
もし君の王侯の恋人が

かなりの房のなかに
息を押し殺す「栄光」の叫びを
ダイヤモンドのように、吐き出さないのなら。

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Ⅲ [ レースは消し去られる . . . ] [ Une dentelle s'abolit . . . ]


    Ⅲ [ レースは消し去られる . . . ]
             
レースは消し去られる
最高の「遊び」に関する疑いのなかで
冒瀆のように大きく分けても
ベッドの永遠の不在しかない。

この一斉の白い衝突は
花綱と花綱のそれだが、
ほの明るい窓ガラスのそばに逃げ
覆いつくすというよりは漂っている。

だが、夢によって金色になる人の家で
悲しく眠っているのは一丁のマンドール
空洞の虚無の音楽家のもの

そのマンドールのとおり、何らかの窓に向かい
どんな腹でもなく、その胸より
子は生まれることができるだろう。

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Ⅱ [ はかないガラスの器が . . . ]  [ Surgi de la croupe . . . ]


    Ⅱ [ はかないガラスの器が . . . ]
             
はかないガラスの器が
臀部から一飛びに出現するので
苦い夜を花で飾ることなく
知りもしないその首は途切れる。

私は二人の口が飲まなかったとまさに思う、
彼女の恋人も私の母も、
決してキメラに至るまでも、
私といえば空気の精、この冷たい天井にいる!

無尽蔵のやもめ暮らしのほかに
どんな飲み物も入っていないその純粋な壺は
死に瀕しているが同意しない、

無邪気なキス、最も死を思わせる者たちのだが!
何かを滅ぼすことに、
闇のなかで一輪のバラを知らせながら。


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Ⅰ [ 夕方のすべての「誇り」は . . . ] [ Tout Orgueil . . . ]


    Ⅰ [ 夕方のすべての「誇り」は . . . ]
             
夕方のすべての「誇り」は煙となる、
振動のなかで消された松明だ
不滅の一吹きが
放棄を猶予できないとしても!

古くからあるその部屋は、多彩であるが
地に落ちた記念品の相続人のものだが
暖めることさえないだろう
その人が廊下から突然現れても。

過去からの必然の苦悩は
猛禽の爪のように
否認の墓をしっかりつかんでいて、

その苦悩が孤立させる重い大理石の下で
他の火を着火しない、
閃光を放つコンソールの他に。


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[ 旅をすることの唯一の気遣いとして . . . ]  [ Au seul souci de voyager . . . ]


   [ 旅をすることの唯一の気遣いとして . . . ]
             
旅をすることの唯一の気遣いとして
華麗で不確かなインドを越えてだが
—この挨拶が願うものとは、時の
使者、岬を君の船尾が追い越している

そのとき小型帆船とともに低く沈み込んでいる
ある帆桁の上で
飛び跳ねて常に泡を吹いていたのは
新しい知らせをする一羽の鳥

それは単調に叫んでいた
舵柄が変わらないにしても
ある役に立たない方位を
絶望と宝石の夜を、

青ざめたヴァスコの微笑みまで
反映されたその歌によって。


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オマージュ Hommage


       オマージュ
             
すべての「曙」はかじかんでさえいて
こわばらせるのは暗がりのこぶしだが
耳の聞こえないその方によって口に当てられた
青空のラッパに対していて

羊飼いというものを所有しているが彼はヒョウタンを伴い
未来の彼の歩みに沿って
強く打つ杖にそれはつけられている
豊富な泉が湧き出るまで

先立ってそのように君は見たのだ
オー孤独なピュヴィ
ドゥ シャヴァンヌ 
         決して一人ではない

時代を導き屍衣のない
ニンフに乾杯
時代がそれに発見するのは君の「栄光」


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オマージュ Hommage


        オマージュ
             
沈黙が、モアレによりすでに陰気であるが、
並べているのは、一本以上の襞、調度の上にある、
それは主要な柱の沈下が
記憶の欠落とともに突き落とすはずのものだ。

我われのとても古いはしゃぎ、それは呪術書の勝利、
ヒエログリフ、その千ほどは高揚し
その翼で広めるのは、慣れ親しんだ戦慄!
私にそれを隠せ、もっと早く戸棚のなかに。

それをほほ笑むことにより、本来の喧騒は
主要な光たちの間では嫌われたが、噴き出した、
それらの幻影のために生まれた教会広場の方にまで、

大音響の金のトランペットら、べラムの上で恍惚となっている、
神リヒャルト ワーグナー、放射しているのは祝典、それは巫女の
嗚咽となるインクによってさえ黙ることのできないものだ。
  

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