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[ 旅をすることの唯一の気遣いとして . . . ]  [ Au seul souci de voyager . . . ]


   [ 旅をすることの唯一の気遣いとして . . . ]
             
旅をすることの唯一の気遣いとして
華麗で不確かなインドを越えてだが
—この挨拶が願うものとは、時の
使者、岬を君の船尾が追い越している

そのとき小型帆船とともに低く沈み込んでいる
ある帆桁の上で
飛び跳ねて常に泡を吹いていたのは
新しい知らせをする一羽の鳥

それは単調に叫んでいた
舵柄が変わらないにしても
ある役に立たない方位を
絶望と宝石の夜を、

青ざめたヴァスコの微笑みまで
反映されたその歌によって。


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