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小曲 Ⅰ Petit air Ⅰ


     小曲 Ⅰ

何らかの孤独は
白鳥も河岸もなしに
その廃用を映している
私があきらめた眼差しに

虚栄からのここで
それを触るには高く
多くの空が自身を混交しているものだ
夕陽の金色とともに

だが悩ましげに行くのは
脱ぎ捨てた白い下着のような
ある逃げ去る鳥
もし大喜びの女がそばに潜るなら

波のなかのあなた
裸の歓喜となっている



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