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鐘つき男 Le Sonneur


           鐘つき男

鐘がその明るい音を朝の純粋で
澄みきった深い大気に目覚めさせ
それに好かれようと、ラヴェンダーとタイムのなかで
お告げの祈りを投げかける子供の上にその音が過ぎていく間、

鐘つき男は、彼が照らす鳥にかすめられ、
ラテン語をうなりながら、100年の綱を
ぴんと張る石の上に悲しげに馬乗りしているが、
彼に降りる遠い鐘の余韻しか聞いていない。

私はその男だ。アー! 欲望の夜について、
私が「理想」を鳴らすために太綱を引いても、
忠実な羽は冷たい罪悪で飛び回り、

その音は切れ切れでうつろにしか私に届かない!
だが、いつか、ついに引くのに疲れて、
オー「魔王」、私はその石を取り除き、首をつるのだ。


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[ うんざりだ、苦い休息に . . . ] [ Las de l'amer repos . . . ]


       [ うんざりだ、苦い休息に . . . ]

うんざりだ、苦い休息に、そのとき私の怠惰が侮辱するのは
ある栄光だが、そのために私は自然な青空の下の
バラの森の愛すべき少年時代をかつて脱した、
そうしたら七倍うんざりだ、
私の脳みその強欲で冷たい土壌に新しい穴を
徹夜で掘るという固い合意に、
不毛のための同情なき墓堀人だ、
― 何を言うのか、あの「曙」に、オー「夢々」、バラの
花々に訪問され、それらの鉛色のバラたちに恐怖する
広大な墓地がうつろな穴々を平坦にするとき? ―
私は残虐な国の貪欲な「芸術」を見捨てたい、
そして、古臭い非難にはほほ笑みかけながら、
その非難は私の友人たち、過去、権化、
私の苦悶をそれでも知るランプが私にするのだが、
私は清澄で繊細な心の中国人を模倣したい、
その人には、純粋な陶酔が、雪から月までの
それらの茶碗の上に、透明な生命を芳香で満たす
奇妙な花によって奪われた終末を描くことだ、
その花は彼が、子供のころ、接ぎ木された魂の
青い透かし模様に感じたものだが。
そして、そのような死、賢人の唯一の夢をもって、
心静かで、私は若い風景を選ぼう、
それをさらにそれらの茶碗の上に描きたい、放心して。
細く淡い群青の一本の線は、
ひとつの湖であろう、裸の磁器の空のなかにある、
明るい三日月は、白雲に隠れているが、
水の鏡にその角を浸している、
遠くないところに、エメラルド色の三本のまつげ、葦だ。


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